リュウケツジュ/Dracaena draco/竜血樹
名称：ドラセナ・ドラコ
学名：Dracaena draco
別名：竜血樹
分類：スズラン亜科ドラセナ属
◎竜血樹と竜血
一昔前にドラセナ・マッサンゲアナが "幸福の木" として流行した。ドラセナ・ドラコはマッサンゲアナの近縁種である。竜血樹の名前の通り、幹を傷つけると赤い樹脂状の "竜血" が採れる。竜血を生産する樹木は他に、ソコトラ島の Dracaena cinnabari や東南アジアのヤシ科 Daemonorops draco など四種類ほど存在する。これらの赤い樹脂と辰砂はまとめて "dragon's blood"（ラテン語では sanguis draconis ）と呼ばれ、古代ローマのみならず古代中国においても珍重され、抗炎症剤、止血剤としての利用のほか、染料、魔術の材料として取引されてきた。およそ二千年前から、その怪しげな名称で世界各地に流通していたのである。
苗は少々割高である一方、種子は比較的安く手に入る。種からの栽培はさほど難しくない。種を48時間水につけ、水はけの良い種まき用土に浅く埋め、乾燥させないように腰水しておくか、ラップを掛けておく。発芽にはかなり時間を要し、一ヶ月～半年かかる場合もある。耐寒性は低く、5℃程度まで、冬でも水を切れば室内で管理できる。
◎ドラセナ・シナバリの価格
本当はドラセナ・ドラコではなく、ソコトラ島原産のドラセナ・シナバリが欲しかったのだが、シナバリはワシントン条約Ⅰ種に指定されている希少種。つまり商業目的のための国際取引が全面的に禁止されているので、国内で繁殖させたものを手に入れるしかない。しかし気候が合わないためになかなか難しく、小さな苗でも一万円を超えることもしばしば……。
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ドラセナ・ドラコの種はこの通りAmazonでも用意に手に入る。(=･ω･=)
2014/04/23
種まきから一ヶ月半、やっと発芽。♪└( ＾ω＾ )」♪
これから無事に育って欲しい。
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