月録名沙

読むべき本はあまりに多く、人生はあまりに短い。

『塩の像』 ルゴーネス

 

ルゴーネス―塩の像 (バベルの図書館)

ルゴーネス―塩の像 (バベルの図書館)

 

 

もしアルゼンチン文学の全過程をひとりの人物で象徴させなければならないとしたら、その人物は紛れもなくルゴーネスであろう。彼の作品にはわれわれの昨日があり、今日があり、そしてたぶん、明日がある。

――本書、ボルヘスの序文より

 

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読書まとめシリーズ別:『バベルの図書館』(旧版)

バベルの図書館 (旧版) J.L.ボルヘス編集(国書刊行会)

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イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻にみずから序文を付した、夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。ポー、カフカドストエフスキーからアラビアン・ナイト聊斎志異まで、文学のすべてがこの30冊のなかに! イタリア・オリジナルの装幀。

(――国書刊行会)

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